小児歯科|堺筋本町の歯医者・歯科|船場池田歯科

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小児歯科

小児歯科|堺筋本町の歯医者・歯科|船場池田歯科

小児歯科

【目的として】

小児歯科

・健全な永久歯列へ
・口腔顎顔面の形態的、機能的な成長発育へ
・口腔内の健康保持へ

“こどもと成人の歯科診療は何が違うのでしょうか”

成長期で変化し続けるこどもの歯列と、永久歯歯列が揃っている成人では、治療の手段と目的が少し異なってきます。こどもは、成人とは違い成長期であるため、成長に合わせた適切な歯科治療や予防処置が重要な観点となります。

こどもの歯列は、永久歯を正しい位置へと導き、噛み合わせを含めた骨格形成をサポートする役割を持ちます。そんな繊細なこどもたちの歯を専門に診るのが小児歯科になります。
当院の小児歯科では、0歳から16歳未満を対象にしています。

“乳歯は、永久歯に生え変わるからといって大丈夫ではありません”

乳歯は永久歯という変わりがあるからむし歯になっても大丈夫という考えは、正しくはありません。むし歯の状態がどんどん深刻になると生え変わる永久歯自体の発育に影響を及ぼすことがあり、歯の変色や抵抗力の弱い歯質になる可能性があります。また、乳歯には丈夫な永久歯が生えるための準備や、永久歯を正しい位置に導くといった役割があります。その他にも、健全な乳歯列で食物を咀嚼することで、口腔顎顔面の形態的、機能的な発育が促進されます。

“こどもの健口を守るために”

当院では、成長に合わせた適切な治療や予防を行うことで、こどもの健全な発育に一役を担える歯科医療を目指します。

こどもは、成人とは違い成長期であるため、成長に合わせた適切な歯科治療や予防処置が重要な観点となります。当院では、こどもの健全な発育に一翼を担える歯科医療を提供します。当院の小児歯科では、0歳から16歳未満を対象にしております。

【役割として】

1.むし歯の治療

乳歯や永久歯の生えたて時期は、成人と比較すると歯質が成熟しておらず、むし歯になりやすい状態にあります。むし歯が原因で生え変わる永久歯の成熟に影響を及ぼしたり、乳歯の早期脱落により永久歯列の不正や咀嚼、嚥下等の口腔顎顔面の発育等に影響を及ぼすことがあり、乳歯には永久歯にない役割がたくさんあります。

2.過剰歯

過剰歯は日常診療においてよく経験する歯数異常で、上顎前歯部が最も発生頻度が高いと言われています。過剰歯が顎骨内に埋伏している場合、永久歯の萌出遅延や歯列不正、顎骨膨隆といった症状がなければ気付かずに、スクリーニング目的で撮影したX線検査により偶然発見されることが多いです。

3.歯や口腔周囲軟組織の外傷

乳幼児や学童期に多発する傾向があります。乳幼児期は転倒が多く、学童期になるとスポーツ活動への参加機会が増加し、歯や顎顔面外傷のリスクが増加します。頭部や顎顔面外傷の場合は迅速に高次医療機関での精査が必要となりますが、歯の外傷であっても早急に適切な対応が求められます。また、口唇や舌といった軟組織の傷害も伴うことが多く、適切な処置を受けることでなるべく瘢痕化を防ぎ傷跡が目立たないようになります。

4.予防処置、衛生指導

う蝕予防にはご自宅でのホームケアと食習慣が大切です。ホームケアの重要性の説明やブラッシングおよび食事指導を重点的に行い、う蝕リスクが高い場合は、フッ素塗布やシーラントを行うことで、う蝕にならない口腔内の環境づくりを目指します。乳歯は、永久歯に生え変わるからといって大丈夫ではありません。また、成長期であるため、成人とは違った観点からの診察が必要となります。

5.定期的な歯科検診

むし歯が進行してもなかなかご家庭では気付かないケースも少なくありません。お子さんが痛みを我慢してしまったり、そもそも痛みをそれほど伴わずしてむし歯が進行したりするケースもあります。定期的に検診を受けることで、早期にむし歯を発見し治療に取り掛かることができます。

歯医者さんを嫌いにならないために

歯の治療は成人でも気が引けてしまうものです。こどもにとっては怖く感じることもあるでしょう。小さなお子さんであれば尚更怖くて大変なことです。

ですが、当院では抑制的な方法での治療は行いません。歯医者に対してさらに恐怖心を持つようになり、トラウマとなって必要な時期に適切な治療が受けられないようになるからです。

“お子さんの自主性を尊重し、治療を進めていきます”

治療前にはお子さんと保護者の方へ説明を行い、ご理解をいただいた上で治療を進めていきます。歯医者に慣れるまでは治療、来院回数が多くなるかもしれませんが、コミュニケーションを図り信頼関係を築いた上で、本人の自主性を尊重し治療のステップを進めていきたいと考えております。

なるべく「痛い、怖い」といった固定観念を持たないように、また歯医者嫌いを克服し、定期的に通っていただくことで、お口の健康を守っていきます。

むし歯にならないための予防

こどものむし歯予防は、ご家庭での日頃の歯磨き習慣や食習慣が大切になってきます。歯磨きを行う上でのポイントとしては、しっかりと磨けているかの確認や仕上げ磨きを行うこと、また保護者の方と一緒に歯磨きをすることで習慣化が身につくかもしれません。一般的に仕上げ磨きは小学4年生頃までを目安に行うことを推奨されています。また、小児歯科で定期検診やブラッシング指導を受けるのもお勧めです。

次に、こどものむし歯予防にとって歯ブラシ習慣と同じくらい大切なことが食習慣になります。間食の回数や糖質の多い粘着性のお菓子類は要注意です。本来間食は食事を補足する補助食としての意味合いがありますが、歯科的観点からは間食回数が増えると酸の発生が多くなり、むし歯や歯肉炎を発症しやすくなります。主に炭水化物の摂取となるため、栄養バランスや食事に影響が出ないように、あらかじめ1日の間食回数や時間を定めることをお勧めします。

当院ではこどものむし歯および歯肉炎予防の考えとしては、ブラッシング指導や食事習慣を重点的に置き、予防処置としてはフッ素塗布やシーラント処置を行います。こどもの頃から歯や歯肉を守る正しい予防習慣を身に付け、将来を担うこどもの“健口”を守りましょう。